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「フレンチ×普段ごはん」vol.45 手作りプチ・デコレーションいなり寿司

こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

今回のテーマは「手作りプチ・デコレーションいなり寿司」

どなたにも好まれる甘辛味のおいなりさん。
専門店も多く、スーパーやコンビニのお惣菜コーナーでも人気です。

気軽に購入出来るので、いまや手作り派は少なくなりましたが、意外と簡単に作れて甘さの調整も自由自在。
この機会にぜひチャレンジしてみて下さい。

最近主流のおいなりさんは、健康志向もあってかなり小さめサイズです。
ひとつたったの45gほどで、軽くひとくちで食べられます。

プチサイズのいいところは、ご飯控えめでヘルシーなのはもちろん、いろんな種類が食べられること!

それでは、さっそくプチいなり寿司を作ってみましょう。

プチいなり寿司
[材料] 小9個分
油揚げ 3枚
本みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ2
米 1合
寿司酢 35cc

[作り方]
1. 油揚げは熱湯で油抜きして水気を絞り、3等分に切って袋状に開く。

2. フライパンに、水300cc・本みりん・砂糖・醤油を入れて沸かし、1を加えて中火で汁気が少なくなるまで煮る。

3. 米は通常より固めに炊き、熱いうちに寿司酢を加え、うちわであおぎながら手早く混ぜあわせる。

4. 2のお揚げに、3の酢飯を7分目ほど詰め、とじ目を下にして盛り付ける。

5. 真ん中部分のお揚げは帯状にし、一口大に握った酢飯を手前側に置き、くるっと巻く。

お好みで、酢飯に紅しょうが、ごま、刻んだユズの皮などを加えても美味です。

可愛いプチいなりのできあがり。

また、とじ目を上にしてお好きな具をトッピングすればプチ・デコレーションいなりが完成。

私おすすめの具は、彩り野菜&肉そぼろ。

彩り野菜いなりには、いなり寿司と相性抜群のマヨネーズをトッピング。

絶品肉そぼろの作り方は「フレンチ×普段ごはんvol.32つやつや新米×ごはんの友」をご覧下さい。


もうひとつ、今の寒い時期にうれしい熱々焼きチーズいなりのご紹介。

いなり寿司の上にシュレッドチーズをたっぷりのせ、オーブントースターでチーズがとろけるまで焼きます。

これなら、酢飯が固くなった残り物のいなり寿司もおいしく食べられますね。

プチ・デコレーションいなり寿司は、普段のお食事やお弁当にはもちろん、見映えがするのでおもてなしにも最適です。

手でつまんで一口で食べられるので、パーティーでのフィンガーフードとしても活用出来ます。

最後に、いなり寿司に向くお米は、なんと古いお米。

みずみずしい新米だと、酢飯がべちゃっとした仕上がりになってしまうからです。
私は今回、一昨年の平成30年度産米を用いました。
いなり寿司は古米の救済にもなるんです。

日本の伝統食のおいなりさん、ぜひ手作りに挑戦して優しい味わいをお楽しみ下さい。



「フレンチ×普段ごはん」vol.44 簡単ビーフストロガノフでクリスマスごはん

こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

今月のテーマは「簡単ビーフストロガノフでクリスマスごはん」。

クリスマスや年末年始が近づくと、おもてなしの機会も増えることと思います。
そこで、何かと忙しいこの時期に役立つ、身近な材料でさっと作れるおもてなしごはんをご提案します。

今回ご紹介するのは、私のオリジナルレシピの簡単ビーフストロガノフ。

隠し味に味噌を加えることで、白ごはんとの相性抜群。
どなたにお出ししても喜ばれ、私が主宰する料理教室でも大人気のメニューです。

基本のビーフストロガノフは、バターやデミグラスソースを使ったり、仕上げにサワークリームや生クリームを加えたりしますが、ここではこうした食材は一切不要。

どこのお宅にもある調味料を使い、調理はフライパンひとつでOK。
思いたったらすぐに作れるヘルシーなごちそうレシピです。

それでは、さっそく作り方をご紹介します。

【簡単ビーフストロガノフ】
(材 料) 4人分
ステーキ用牛肉(切落しでもOK) 200g
玉ねぎ 1/2個
しめじ 1パック
赤ワイン 100cc
★砂糖 大さじ1
★トマト水煮缶 150g
★中濃ソース 大さじ2
★味噌 大さじ1/2
★水 150cc
★米粉 大さじ1
無調整豆乳 100cc
プレーンヨーグルト(あれば) 適量
パプリカパウダー(あれば) 少々
塩、こしょう、EX.Vオリーブオイル
ごはん 適量

(作り方)
1.牛肉は1cm幅に切り塩・こしょうする。玉ねぎは2〜3mm幅の薄切り、しめじは小房にほぐす。

2.フライパンにEX.Vオリーブオイルを熱し、強めの火で1の牛肉をさっと炒め、いったん取り出す。

3.2のフライパンに、玉ねぎ・しめじを加え、中火でしんなりするまで炒めたら赤ワインを加え、強火で煮詰める。

4.3に★を加え、弱めの中火で7〜8分ほど煮たら、倍量の水で溶いた米粉を加え、ヘラで混ぜながら2〜3分煮る。

5.4に1の牛肉と無調整豆乳を加え、ひと煮立ちさせたら完成。

6.ごはんとともに皿に盛り付け、あればパプリカパウダーを振り、少量のプレーンヨーグルトをまわしかける。

このレシピの特徴は、水溶きの米粉でとろみをつけること(作り方4)。
小麦粉や片栗粉よりもダマになりにくく、なめらかな食感に仕上がります。

ビーフストロガノフにそえるごはんは、白ごはんでも充分美味ですが、写真ではパセリのみじん切りを混ぜています。

また、炊く前に少量のターメリックパウダーを加えて鮮やかな黄色のごはんにすると食卓が華やかになり、おもてなしにもお勧めです。

ごはんはプリン型で抜いて盛り付けるとごちそう感がアップします。

クリスマスディナーにはごはんをドーナッツ型で抜いてリース風に。

ココット型に盛り付けてひとくちサイズに。ホームパーティの〆のごはんにおすすめです。

身近な材料で簡単・スピーディに作れるビーフストロガノフ、クリスマスや年末年始のおもてなしにぜひご活用下さい。

「フレンチ×普段ごはん」vol.43 天然の塩で絶品塩むすび

こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

今回のテーマは「天然の塩で絶品塩むすび」。

先日、福岡県の糸島半島の突端にある「工房とったん」を訪れました。

ここで製造される「またいちの塩」は、サクッとした食感の大粒フレーク状。

結晶が大きく、口の中でゆっくり溶けるのでまろやかな味わい。 旨みの濃いおいしい塩です。

社長の平川秀一さんは、19年ほど前、未開のこの地をほぼ1人で開拓して塩づくりをはじめたすごい人です。

現在も海辺の工房までの公共交通機関はなく、私は最寄駅からレンタサイクルを1時間半こいでやっと到着しました。

通常の来訪者は車で来るそうで、平川さんにすごく驚かれてしまいました(笑)

工場は開放的で、だれでも自由に見学できます。

ここのオリジナル商品「しおをかけてたべるプリン」は大人気で、平日でも多くの方で賑わっていました。

敷地内にはショップ、軽食コーナー、ベンチや広いテラス席もあります。

色んなところにスタッフの遊びゴコロいっぱい。クスッと笑える場所があちこちに。

そろそろ私が帰ろうとすると、「雨が降りそうだから」と、なんと社長の平川さんが車で最寄り駅まで自転車ごと送って下さいました。

スタッフの方々は、そんな男気のある社長をとても慕っていて、皆さん活き活きと働いているのが印象的でした。

こんな和やかな環境で手間暇かけて作られるお塩だからこそ、感動的においしいんだと納得。
わざわざ訪れて本当によかったです。

さて、平川さんに「またいちの塩」のお勧めの使い方をお聞きしたら、「塩むすびかな。あとは地魚の塩釜焼とか。」

ご自身が経営する古民家食堂「ゴハンヤ イタル」の人気メニューだそうで、早速訪れました。

ゴハンヤ イタルでは、つやつやの塩むすび+地元食材のお惣菜セットに大満足。

おいしいお塩に一番あうのは、やっぱりおいしい白ごはんです!

四方を海に囲まれた日本には、こんな伝統製法で作られた天然の塩が数少ないながら存在します。

旅する機会があったら、その土地の美味しいお塩を探してみてください。

アンテナショップや催事などでもきっと見つかることと思います。

そして、そんなお塩を見つけたら、ぜひ炊きたての白ごはんで塩むすびを楽しんで下さい。

塩むすびに最適なお米の品種は、もちもち食感で冷めても美味しい「ミルキークイーン」、「おぼろづき」。 しっかりした粒でくずれにくい「コシヒカリ」、「つや姫」もおすすめです。

新米の季節、みずみずしいお米と天然の塩で作るシンプルな絶品塩むすび、ぜひお試し下さい。

「フレンチ×普段ごはん」vol.42 新米と秋のごはんの友

こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

今回のテーマは、「新米と秋のごはんの友」。

待ちに待った新米の季節がやってきました!

北鎌倉精米所にも令和元年産の新米が続々と入荷しています。

ふだんは玄米食の我が家でも、この時期だけは甘くてみずみずしい新米の白ごはんを楽しみます。

そして、今の季節に欠かせない我が家のごはんの友は、この時期しか出回らない新鮮な生筋子で作る“いくらの醤油漬け”。

炊きたての新米に自家製のいくらの醤油漬けをたっぷりとかけて食べるのは最高の贅沢です。

私のレシピはお醤油少なめのやさしい味つけ。 ふっくらと甘い新米に良くあいます。

意外と簡単・シンプル材料で作れるのでぜひお試し下さい。

[いくらの醤油漬け・材料]
生筋子 1本(約300g)
日本酒またはワイン 大さじ3
本みりん 大さじ2
醤油 大さじ3

[作り方]
1. ボウルの上に焼き網を置いて生筋子をのせ、網にそっと押しつけながら、膜から卵を剥がすようにしてほぐし、ボウルに入れます。

2.  3%の塩を加えた40〜50℃の湯(湯1ℓにつき塩小さじ1/2)をボウルに注ぎ、やさしく混ぜながら残った膜を取り除きます。

3. このとき湯が白く濁るので、4〜5回湯を替えながらおこないます。 4. 湯がだいたい透明になればOKです。鮮度が落ちないよう、ここまでは手早く行なって下さい。

5. ザルに上げ、充分に水気を切ります。
※ 卵が湯の熱で白っぽくなる事がありますが、調味液に漬けると透明に戻ります。

6. 調味液を作ります。日本酒とみりんを合わせてレンジでひと煮立ちさせ、あら熱がとれたら醤油を加えて冷まします。ここに5の卵を加え、冷蔵庫で冷やします。

2時間ほどで卵に味が染みますが、ひと晩置くと味が馴染んでさらに美味しくなります。日持ちは冷蔵庫で1週間ほど。

炊きたてのごはんに最高!
ふっくらとみずみずしい新米ならばなおさらです。

我が家のいくらの醤油漬けは塩分控えめなので、新米ごはんの美味しさも引き立ちます。

令和元年産のお米は水にも気候にも恵まれ、例年よりも良い出来に仕上がっているそうです。

この時期限定のフレッシュな新米、秋の味覚とともにおおいに楽しみましょう。

「フレンチ×普段ごはん」vol.41 皮ごと美味しい秋なすごはん

こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

今回のテーマは、「皮ごと美味しい秋なすごはん」。

夏から初秋にかけて出回るなすは、みずみずしくさっぱりとした味わいでこの季節にはかかせない野菜です。

とくに、暑さが一段落した初秋のなすは身が締まり、皮が薄くなってさらに美味。

紫色の皮はポリフェノールなどの栄養豊富なので、ぜひこの時期は柔らかい皮ごといただきましょう。

そこで今回は、なすと相性抜群のひき肉とあわせた手間なし・簡単レシピをご紹介します。

皮までとろりと柔らかい秋なすがたっぷり楽しめる3つのレシピは、どれもしっかりした甘辛味でごはんがどんどんすすみます。


1品目 【秋なすのレンジ蒸し、そぼろがけ】

なすはレンジで蒸すと変色せず、綺麗な色に仕上がります。

[材 料] 2人分
なす 2本
EX.V.オリーブオイル 大さじ1
塩 少々
合いびき肉 100g
にんにく、生姜(みじん切り) 各少々
★酒 大さじ1
★みりん 大さじ1
★しょう油 大さじ1/2
★米粉 小さじ1


[作り方]
1. なすは縦半分に切り、皮に格子状の切れ目を入れ、2等分に切る。耐熱容器に入れ、EX.V.オリーブオイルと塩を全体になじませ、ラップをして電子レンジ(600W)で約4分加熱し、冷ましておく。

2. フライパンに適量のEX.V.オリーブオイル(分量外)を熱し、合いびき肉、にんにくと生姜を入れ、軽く炒める。

3. ★を加え、とろみがつくまで煮詰める。これを1のなすにかけて出来上がり。


2品目 【秋なすのジューシーハンバーグ】

シンプル材料の簡単レシピ。なすの食感がアクセント。

[材 料] 2人分
なす 大1本
塩 小さじ1/2
(A)合いびき肉 200g
(A)溶けるチーズ 30g
(A)にんにく(みじん切り) 少々
(A)米粉 大さじ2
EX.V.オリーブオイル 適量
★トマトケチャップ 大さじ2
★中濃ソース 大さじ1/2
★赤ワイン 大さじ1


[作り方]
1. なすは5mm幅のいちょう切りにし、塩をふってしんなりするまで手でよくもみ、水気を軽く絞る。

2. ボウルに(A)を入れて練り、さらに1を加えて混ぜて2等分にし、ハンバーグ型にととのえ、EX.V.オリーブオイルを熱した弱火のフライパンで、蓋をして両面を蒸し焼きにする。

3. 2へ★を加え、混ぜながら中火で煮詰める。器に盛り、サラダを添えて供する。


3品目 【秋なすの肉味噌炒め】

甘辛味でごはんがすすむ我が家の定番おかず。

[材 料] 2人分
なす 2本
ピーマン 2個
ごま油 大さじ1
合いびき肉 150g
★味噌 大さじ1.5
★みりん 大さじ2
★水 大さじ2
白ごま 少々


[作り方]
1. なすは縦半分に切り、皮に格子状の切れ目を入れ、3〜4等分に切る。ピーマンは短冊切りにする。

2. フライパンにごま油を熱し、弱火でなすをしんなりするまで炒め、さらにピーマンと合いびき肉を加えて軽く炒めたら★を加え、強めの中火で汁気がなくなるまで煮詰める。

3. 器に盛り、白ごまを振って出来上がり。

甘辛味の秋なす料理は、お好みの品種米でお楽しみ下さい。

濃い味つけに負けないコシの強い「つや姫」、しっかりした粒感で和食にあう「ササニシキ」、バランスよくどんな料理にもマッチする「ななつぼし」など。

まだまだ蒸し暑さが続くこの時期、ごはんがすすむ秋なす料理で残暑を元気にのりきりましょう。

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