内祝い・お祝い&普段使いのお米・玄米なら、暮らしと自然を豊かにするKITAKAMAKURASEIMAIJYO


■営業時間
平日 10:00-12:00 13:00-17:00
■休業日
土・日曜日、祝日

▶詳細

KITAKAMAKURASEIMAIJYO KITAKAMA88.LLC 994-10,YAMANOUCHI KAMAKURA-CITY,KANAGAWA,047-0062 JAPAN

合同会社 KITAKAMA88会社概要


北鎌倉にある、内祝い・お祝いのお米
マクロビオティック用の玄米
普段使いのお米屋さん
北鎌倉精米所(整米所)

ブログ内検索

「フレンチ×普段ごはん」vol.14 ごはんでグルテンフリー・ダイエット

こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

あっというまに5月、暖かくなって重いコートがいらなくなると、身体も少し軽くさせたいですね。

そこで今回のテーマは、今話題の「グルテンフリー・ダイエット」

グルテンとは、おもに小麦に含まれるタンパク質の一種で、パンやケーキをふっくら・もっちりと仕上げるために欠かせない成分です。

じつは近年、食事からこのグルテンを抜く 「グルテンフリー」の食事法が、体質改善やダイエットに効果があるとして注目されています。欧米ではすでに10年ほど前からブームになっているそうです。

本来、グルテンフリーの食事法はグルテンアレルギー治療のためのもの。
しかし、深刻なグルテンアレルギーのほかにも、はっきりした自覚症状のないグルテン過敏症というアレルギー体質の方は意外に多く、その大部分の人は気付かずに過ごしているのだとか。

グルテン過敏症の症状は人によって様々ですが、原因不明の偏頭痛、慢性疲労、集中力低下、肌荒れなど。こうした不調に悩まされている方が、試しにグルテンを絶ったら改善した例が多かったことから、グルテンフリーが広がったようです。

グルテンフリーの食生活でとくに注目されているのが、ダイエット効果。
小麦のでんぷん質は食後の血糖値を急上昇させる働きが強いため、脂肪を溜めこみ太りやすくなるのだそうです。
そして、急上昇した血糖値は急激に下がる特徴があり、その際に疲労感が出たり集中力が欠けたりします。

また、グルテンの成分であるグリアジンには、食欲を刺激して、食べるともっと欲しくなるような中毒性があると言われています。
グルテンを避けることで太りにくくなり、過剰な食欲も抑えられるんですね。

たしかに、小麦を使った香ばしいパンや焼き菓子などは、ダイエット中なのにどうしても我慢できなかったり、食べ出すと止まらなかったりします。まあ、これは小麦製品に限ったことではありませんが…。

さて、最近は日本でもグルテンフリーの商品、たとえば米粉を使ったパンやパスタなどを見かけるようになったので、興味を持たれている方もいらっしゃることと思います。

お米が主食の日本は、グルテンフリー・ダイエットを実践するには最高の環境です。
お米にグルテンは含まれませんし、和のおかずは小麦をほとんど使用しないので、主食のパンやパスタをごはんに変えるだけでよいのですから。

ただし、グルテンフリーといってもごはんには糖質が多いため、ダイエットには食べすぎはNGです。
適量を守り、できれば白米よりも血糖値の上昇がゆるやかな玄米・分づき米を選んだり、雑穀などを混ぜて栄養価をよりアップさせて下さい。

ごはんを中心としたグルテンフリーの食生活は、特別な食材を用意する必要がなく、ダイエット中でも家族とほぼ同じものを食べる事が出来るので、合理的・経済的でもありますね。

話題のグルテンフリー・ダイエット、ちょっと試してみようかな...と思いたったらすぐに始められるのがいいところです。


私がグルテンフリー・ダイエットに興味を持ったのは、栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんの講義を受けたことから。

元ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントを8年間も務めたエリカさんによると、美と健康のために理想的な食事は“伝統的な日本のごはん”なのだそうです。

たしかに、私たちがごく普通に食べているごはん、みそ汁、焼き魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜のおひたしなどの定食は、小麦が含まれていないうえ、低脂肪で良質なタンパク質や野菜がたっぷり。
太りにくく、美容にもアンチエイジングにも効果的です。

エリカさんが、世界一の美を競うモデルさん達に推奨していた食事が、特別なものではなくごはんを中心とした和食というのはなんとも嬉しい驚きです。

欧米人に比べて日本人の肌はキメが細かくて若々しく見えるのは、日常的にヘルシーで栄養価の高い和食をとっているおかげでもあるのですね。

ちなみに私は、グルテンフリー・ダイエットは実践していません。
ごはんが好きなので主食はもっぱらお米ですが、ときには小麦のパンやパスタ、パンケーキなどのスイーツも食べます。

でも、ちょっと身体が重いな、スッキリさせたいなという時は、小麦製品を抜いたレシピでグルテンをカットしています。

洋風の場合はリゾットにしたり、衣やつなぎに使う小麦粉を片栗粉に変えたり、米粉やおからパウダーでスイーツを作ったり。ダイエット食であることに家族はまず気が付きません。
なお、私の場合はゆるい感じで行なっているので、目立ったダイエット効果はありません。

じつは私は、数年前までは大のパン党で、お米はほとんど食べずに毎日パンを食べていました。そして当時は、それ以上に甘いお菓子も大好きだったのです。

でも、主食をごはんに変えてからは、腹持ちが良いせいか無性にスイーツが食べたくなることもなくなりました。 個人差はありますが、もしかして前述のグルテンの中毒性が関係しているのかもしれませんね。

最後に、パン党の方にもきっと満足していただけるお米の品種は、「つや姫」と「こしひかり」。

どちらも甘みが濃厚でもちもち食感。しっかりとした味わいで、ステーキやハンバーグなどこってり系の洋風おかずにもマッチします。
かみしめるほど甘味が増すおいしいお米なので、うめぼしや佃煮などのごはんの友でシンプルに食べるのもお勧め。 この機会にぜひごはん党になってください。

体調改善・ダイエット・アンチエイジング効果も期待出来るグルテンフリーの食生活、おいしいごはんと和のおかずでぜひ実践してみて下さいね。

(前の記事)「フレンチ×普段ごはん」vol.13 甘みたっぷり新玉ねぎ

(記事一覧)季節毎のまとめ記事もご覧ください


美味しい白米・玄米の炊き方はHOW TO GOHANにイラスト付きで
まとめさせて頂いておりますのでご確認ください。
HOW TO GOHAN


北鎌倉精米所の商品ラインナップ*  

「フレンチ×普段ごはん」vol.13 甘みたっぷり新玉ねぎ

こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

いよいよ4月、新入学や新入社など、あらたなはじまりの季節です。

キッチンの常備野菜の玉ねぎやじゃが芋も、この時期だけはフレッシュな新ものが出回ってワクワクします。

今回のテーマは、春が旬の「新玉ねぎ」。私のいちばん好きな野菜です。

この時期限定の新玉ねぎは、みずみずしくて辛みがおだやか。スライスして生のままでもいけますが、加熱するととろんと甘くなり、しみじみ美味しいなあと思います。

普段は脇役が多いけど、今回は立派な主役としての「新玉ねぎ料理」をご紹介します。

さて、わが家の新玉ねぎ料理の定番は “シンプルなロースト”。
通常の玉ねぎでもよく作りますが、新玉ねぎはより甘く柔らかく仕上がります。

私の焼き方は、芯を付けたまま4等分にカットして天板に並べ、適量のEX.V.オリーブオイルをまわしかけ、180℃のオーブンで30〜40分ほど焼きます。

そのまま塩とEX.V.オリーブオイルをかけるだけでもじゅうぶん美味ですが、私はさらに、ゴルゴンゾーラチーズ+くるみをトッピングするのがお気に入り。
新玉ねぎの甘みに青カビチーズの塩気がマッチして絶品。ワインのお供に最高ですよ。

また、このローストはフライパンでも作れます。
その場合は厚めの輪切りにし、EX.V.オリーブオイルを熱したフライパンで両面をじっくり焼いてくださいね。

もうひとつのおすすめは “新玉ねぎのフリット”。

作り方は、輪切りにした新玉ねぎをリング状にばらし、小麦粉→天ぷら衣の順につけ、余分な衣を落としてから180℃の油で揚げます。

サクサクの衣とトロトロの新玉ねぎが絶妙。こちらはビールのおつまみですね。

そして、この時期いちばん楽しみなのが我が家の定番、“新玉ねぎごはん”。
ふっくらした白ごはんと甘くてみずみずしい新玉ねぎの組み合せは実においしいんです。

作り方はとっても簡単・シンプル。
研いだお米、水、塩少々、にんにくと昆布ひとかけ、EX.V.オリーブオイルを鍋に入れ、4等分に切った新玉ねぎをのせます。

分量の目安は、お米2合に対し新玉ねぎ1〜2個、EX.V.オリーブオイル小さじ2杯ほど。
水加減は通常の白ごはんと同じでOKですが、新玉ねぎを多めにするなら、水の分量を少しだけ控えめにして下さい。

あとは、通常の白ごはんと同様に炊くだけ。
今回は鍋を使いましたが、炊飯器でも同じようにおいしく炊けます。

炊き上がり!ふたを開けるとふわっと甘い香りが広がります。
あとは玉ねぎがつぶれるのを気にせずに、ザクザクと全体を大きく混ぜて出来上がり。和・洋・中、どんなおかずにもマッチします。

そのまま食べても絶品ですが、私の大好きな食べ方は、お茶碗によそってEX.V.オリーブオイルをたっぷりまわしかけ、おいしい塩をぱらぱら。
ほんのりした甘みがあとを引いて手が止まらない...。お代わり必須のごはんです。


この“新玉ねぎごはん”に最適なお米は、粘りの少ない「さわのはな」、「亀の尾」、「ササニシキ」。
ほくほく食感のあっさりしたごはんに、とろけるほど柔らかい新玉ねぎが絡んでたまらないおいしさです。

フレッシュな新玉ねぎ、この春はぜひ主役としてたっぷり使ってあげてくださいね。


(前の記事)春の訪れを告げる、ミモザのちらし寿司

(記事一覧)季節毎のまとめ記事もご覧ください


北鎌倉精米所の商品ラインナップ*  

「フレンチ×普段ごはん」vol.12 春の豆





こんにちは。

「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

青果店の店先で、ふっくらとした丸みが可愛い“さや豆”を見かけるようになりました。
待ちに待った春の到来ですね。


今回のテーマは、この時期限定のフレッシュな「春の豆」。



ようやく出回りはじめた鮮やかなグリーンの豆類、さっそく食卓に並べて旬を味わいましょう。


数ある春の豆のなかで、私が一番好きなのは「空豆」。



ほっくりした食感で、食べ出すと手が止まらないおいしさ。料理に加えれば彩りよく春を感じる一品になります。

空豆は、さやから取り出して塩茹でするのが一般的ですが、私はさやごと魚焼きグリルで表面が焦げるまで焼いてしまいます。



さやの中で蒸し焼きにされた豆は、うまみが凝縮されてよりホクホク食感に仕上がります。

また、生のままだと分厚いさやをむくのはひと苦労ですが、焼けばカサが減ってするっと簡単にむけます。

こんがり焼き上がった空豆は、さやごと食卓にどーんとだすと、みんな楽しそうに自分でさやをむきながら食べてくれますよ。



ただし、その場合は必ずあら熱をとってから供してくださいね。
焼きたてを急いでむくと、さやの中から熱い蒸気が出てヤケドをしてしまいます。


こうして焼いた空豆はそのまま食べるのがいちばんですが、料理に加えるとぐっと春らしい一品になり、テーブルが華やぎます。

わが家の定番の食べ方は「空豆と生ハムのEX.V.オリーブオイルがけ」。

空豆と生ハムに、上質なEX.V.オリーブオイルと天然塩を振りかけるだけ。簡単だけど見栄えのするひと皿です。




あと一品足りないな、という時に作るのは、手軽な市販のミックスビーンズを使った「ビーンズサラダ」。

シンプルなフレンチドレッシングとミックスビーンズをあえるだけで出来上がり。ここへ空豆を加えると、彩りと食感にバリエーションが加わります。




もうひとつ、この時期に味わいたい春の豆は「グリーンピース」。

缶詰や冷凍食品でおなじみですが、ふだんは料理の飾りにほんの数粒しか使われない脇役のお豆です。



春限定の生のグリーンピースは、さやから取り出して塩茹ですると、ふっくら&つやつやで身がキュッとしまり本当に美味。
旬の時期は主役として大いに使ってあげましょう。

そうそう、生のグリーンピースをぷっくりと上手に茹で上げるのにはコツがいります。

塩を加えた湯で2分ほど茹でればOKですが、その後ザルにあげてしまうと皮の表面がシワシワになり、見ためも食感も落ちてしまいます。



そこで、茹でた後はそのまま茹で汁ごと冷まします。余熱で柔らかくなるので、当て氷などをして手早くあら熱をとります。

茹で汁ごと容器に移して保存すれば、豆はふっくらとジューシーに保たれ、うまみたっぷりの茹で汁も利用出来ます。




下茹でしたグリーンピースは、いつもの卵料理に加えると緑色が映え、ぷちっとした食感が楽しめます。

春におすすめの卵料理は「グリーンピースと桜海老のフリッタータ」。
イタリア版・具沢山のオムレツです。



卵液に適量の牛乳か生クリームを加えるとふわっと軽く仕上がり、さらに粉チーズを加えるとコクが出ます。
一口大のミニサイズに焼くと食べやすく、ワインのおつまみにもなりますよ。


ところで、フランスではグリーンピースは「プティポワ」と呼ばれ、春を告げる野菜のひとつとして親しまれています。

フランス家庭の代表的なグリーンピース料理は「プティポワ・フランセーズ」。



作り方はとっても簡単。玉ねぎとベーコンをバターで炒め、少量の水を注ぎ、生のグリーンピースとサラダ菜を加えて柔らかくなるまで煮込めば完成。

味付けはシンプルに塩、こしょうのみ。甘い野菜の汁をたっぷり吸ったお豆が絶品です。


最後に、こうして上手に茹で上げたグリーンピースをどっさり使って作りたいのは、なんといっても「グリーンピースごはん」。

水の代わりにグリーンピースの茹で汁(足りない場合は水と塩少々を足す)を使ってごはんを炊くことで、お米に豆の風味がしっかりつきます。
昆布や少量のお酒を加えるとうま味が増します。



豆はきれいな緑色に仕上げたいので、炊くときには加えません。

ごはんが炊き上がったらグリーンピースを加え、やさしく混ぜて完成です。

このグリーンピースごはんは、おにぎりやお弁当にぴったり。



そこで、ぜひ試していただきたいお米の品種は、粘りが強くもちもち食感の「おぼろづき」と、冷めてもおいしさが長持ちする「ななつぼし」。

どちらも北海道の雄大な大地で、自然栽培で育てられている貴重なお米です。
粘り気のあるごはんが小さな豆によく絡んでくれるから、具だくさんのおにぎりに最適なんです。



グリーンピースをはじめとする春の豆は、栄養価が高く食物繊維が豊富なので、白いごはんがヘルシーになるのが嬉しいですね。

これから最盛期をむかえる春の豆、美味しいごはんとともにたっぷり楽しみましょう。







(前の記事)サブ弁にバリエーション豊かな海苔巻きはいかがですか。

(記事一覧)季節毎のまとめ記事もご覧ください



美味しい白米・玄米の炊き方はHOW TO GOHANにイラスト付きで
まとめさせて頂いておりますのでご確認ください。
HOW TO GOHAN






北鎌倉精米所の商品ラインナップ*




 

「フレンチ×普段ごはん」vol.11 みそ汁であったか朝ごはん

こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

新しい2017年がスタートしました。

その1月もあと残りわずか。時が経つのはほんとうに早いです。
だからこそ、普通の日々をていねいに大切に過ごしたいですね。

よい1日のはじまりはおいしい朝ごはんから、ということで、今回は朝の「みそ汁」のお話です。

我が家の朝ごはんは、あったかいみそ汁とおにぎり。

以前は野菜不足を手早く解消するため、旬野菜のスムージが朝の定番でしたが、体の冷えが辛くなり、最近は具沢山のみそ汁にかえました。
体が芯からあたたまり、野菜もしっかりとれます。



あわただしい朝のみそ汁の“だし”は、便利なインスタントに頼りがちですが、毎日とるなら天然・無添加のものが安心です。

まずは昆布だし。前の晩に昆布を水に浸しておくだけなので簡単です。

または当日の朝、水から昆布を煮だしてもおいしいだしがとれますよ。 その場合、火にかける前に30分ほど昆布を水に浸けておくと、よりうまみが引き出せます。


邪道かもしれませんが、私は毎朝のみそ汁には、キッチンばさみでミニサイズに切った昆布を水から加え、取り出さずにそのまま具として食べてしまいます。


昆布は煮るとびっくりするほど大きくなるので、あくまでも小さくカット。
このミニカット昆布は小ビンに詰めて、キッチンの調味料ラックへ。

昆布などの乾物は、買ってきた袋のまま棚に入れてしまうと、忙しい時は取り出すのさえ億劫ですが、これならすぐに手が届き、さっと使えて便利です。

ただし、昆布は消化が悪いので食べる量はくれぐれもひかえめに。
またこの方法は、ぶ厚くてかたい昆布には向きません。


そしてもうひとつ、みそ汁のだしに欠かせないのが私の大好物のかつお節。

これもまた邪道ですが、私は忙しい朝は“かつおだし”をとらず、細かく削ったかつお節をそのままみそ汁の鍋に加えてしまいます。

かつお節を加えるタイミングは味噌とほぼ同じ。仕上げに入れてすぐに火を止めます。

大きなけずり節だと見ためも食感も悪くなるので、細かいタイプをお使い下さい。


こうしたやり方は、正統派の方からは雑味が出てよくないと言われてしまうかもしれません。
でも、和食の本格だしって決まりが多くてむずかしそう...と、天然の昆布やかつお節を使うのをためらっていた方でも、これならインスタントと同じ感覚で簡単に使えます。


ところで、フランス料理も肉や魚介などでいろんな“だし”をとりますが、これがけっこう時間がかかります。

代表的な肉のだし“フォン・ド・ボー”は、煮出すのに約1時間、魚のだし“ヒュメ・ド・ポワソン”や、野菜のだし“ブイヨン・ド・レギューム”は20〜30分ほどかかります。
そのうえ、ガラの下準備や、香味野菜・ハーブ・スパイスも必要です。



それに比べて和食の昆布やかつおだしは、水だけでOKで時間もかかりません。
昆布は水が沸くまでの数分間、かつお節は沸騰した湯に加え、火を止めて1〜2分待つだけです。



空前の日本食ブームのいま、和食の“だし”は世界中から注目をあびているのに、日本の家庭ではインスタントの顆粒だしが主流なのは本当に残念でもったいないことです。

天然素材の本物のだしは無添加で栄養豊富、なによりおいしくて体にいい。
日本の誇れる食材を、ぜひもっと気軽に活用して下さいね。



さて、我が家の冬のみそ汁は、根菜たっぷりの豚汁や、酒粕を加えた濃厚な粕汁が定番ですが、ときには洋素材を加えたフレンチテイストのみそ汁も楽しみます。
そう、みそ汁は洋風の食材にもマッチするんです。


【*かぶとベーコンのみそ汁+オリーブオイル】
具は大きめに切ったかぶとベーコン。仕上げに刻んだかぶの葉を加えます。
お椀によそったら、お好みで上質なエキストラ・バージン・オリーブオイルをまわしかけ、黒こしょうか七味をふっていただきます。




【*玉ねぎのみそ汁+とろけるチーズ】
フランスの冬の定番、オニオングラタン風。玉ねぎ入りの熱いみそ汁に溶けるタイプのチーズをのせ、粗挽きこしょうをひとふり。玉ねぎのほか、きのこや油揚げを加えても美味。
オーブントースターでチーズの表面を軽く焼くと、よりおいしさが増します。




【*さつまいもと豆乳のみそ汁+発酵バター】
出来上がったみそ汁に、無調整豆乳を適量加えて火を止めます。お椀によそって一片のバターを加え、溶かしながら食べます。豆乳の代わりに牛乳でもOK。
ミルキーなバターの風味とまろやかな豆乳が甘いお芋によくあいます。じゃがバターの豆乳みそ汁もいけますよ。




そして、このようなこってり系の具沢山みそ汁には、しっかりした味わいのごはんがぴったりです。

たとえば、濃厚な甘みと旨みの「つや姫」と「コシヒカリ」。
つややかにみずみずしく炊き上がり、甘みとコクが堪能できるおいしいお米です。玄米ごはんでも甘さがしっかり感じられます。


もうひとつ、まるでもち米のように甘くてもっちりした食感の「ミルキークイーン」と「夢ごこち」。
冷めてもやわらかく美味で、玄米でもモチモチに炊き上がります。玄米おにぎりが大好きな我が家には欠かせない品種です。

冬本番、あったかい天然だしのみそ汁ともっちりおいしいごはんで寒さを乗り切り、毎日を元気に過ごしましょう。



(前の記事)明けましておめでとうございます

(記事一覧)季節毎のまとめ記事もご覧ください


美味しい白米・玄米の炊き方はHOW TO GOHANにイラスト付きで
まとめさせて頂いておりますのでご確認ください。
HOW TO GOHAN


北鎌倉精米所の商品ラインナップ*  

「フレンチ×普段ごはん」vol.10 おいしいお餅でほっこりタイム

こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。

今年もいよいよ残りわずかとなりました。
クリスマス、年末の仕事整理、大掃除、お正月の準備…などなど、あわただしい毎日をお過ごしのことと思います。

そんな気ぜわしい日々のなか、我が家にKITAKAMAKURASEIMAIJYOさんからとびきり美味しい「白芒(しろのげ)もち」が届き、しばしほっこりと幸せな気持ちになりました。

「白芒もち」は、米どころ米沢で江戸時代から守り続けられてきたもち米の原種。

無農薬・無化学肥料はもちろん土壌作りにもこだわり、膨大な手間暇をかけて育てられている希少な幻の米で、残念ながらいまではたった2軒の農家さんの自家用でしか作られていないそうです。


つけばつくほどおいしくなる白芒もちは、通常よりも1.5倍の時間をかけて餅つきをするのだそう。
こうして出来上がった“白切り餅”は、きめが細かく非常によく伸び、コシも強く本当に美味です。


もうひとつ、“玄米切り餅”は、まるで白米の餅のように伸びがよくてやわらか。固い玄米から作られる餅でこれほどもっちりとおいしいものは珍しいです。

それもそのはず、この玄米切り餅はじっくりと丸2晩も浸水させてから丁寧に炊き上げ、白切り餅と同様に時間をかけてつくのだとか。
深い味わいの栄養豊富なお餅です。


そんな極上のお餅は、昔ながらの焼き網で丁寧に焼き上げると、外側はパリッと、中はふっくらと仕上がってよりおいしさが増します。

この焼き網は、京都の老舗「辻和」のもの。目の細かい下網がガスの直火を和らげてくれるので、じんわりと火を通したい焼き餅に最適。
「辻和」は職人さんによる手作りの金物細工店で、私は手編みの豆腐すくいも愛用しています。


こうして上手に焼き上げたお餅は、定番の磯辺焼きなどでシンプルに食べるのが一番かもしれませんが、ここではほんのひと手間加えたおすすめの食べ方をご紹介します。


【焼き餅のバター醤油ソース】

表面をパリッと焼上げたお餅にコクのあるバター醤油ソースをたっぷりからめていただきます。
お餅だけでなく、いろどりの野菜も添えましょう。
甘じょっぱいバター醤油はお餅との相性抜群。また、どんな野菜もおいしく食べられる魔法のソースです。

バター醤油ソースの作り方は、醤油大さじ2杯、砂糖大さじ1杯をレンジで温め、砂糖が溶けたらひとかたまりのバター(10〜15g程度)を加え、余熱で溶かせば完成。バターが固まらない温度で供します。


【豚肉巻き餅の生姜焼き】

お餅を豚ロース薄切り肉で巻き、巻き終わりを下にして弱火のフライパンで焼きます。
豚肉に焼き色が付き、お餅がぷっくりと膨らんだら、同量の醤油とみりんをまわしかけ、砂糖少々とおろし生姜を加え、ツヤよく煮詰めて出来上がり。

お餅が大きい場合は、あらかじめお餅だけを軽く焼き、少しやわらかくしてから調理してください。
こんがり焼けた豚肉と甘辛いタレが弾力のあるお餅にマッチして、どなたにお出ししても喜ばれる一品です。

通常の生姜焼きと同様に、シャキシャキの千切りキャベツとともに供します。
これに味噌汁を添えるだけで立派なランチになりますよ。


【焼き餅のくるみだれ】

私の大好きなくるみを贅沢に使った絶品のたれ。まったりと濃厚な味わいが風味豊かな玄米餅にぴったりです。

このくるみだれ、いつも目分量で作ってしまいます。
まず、香ばしくなるまでローストしたくるみをすり鉢でペースト状になるまですり潰し、煮きりみりん(沸かしてアルコール分を飛ばしたみりん)を適量加え、必要に応じて水を少しずつ加えてお好みの濃度にのばします。仕上げに少量の味噌を加え、ほどよい塩味にととのえます。

味噌を多めにすれば食事向きに、煮きりみりんやハチミツを追加すればスイーツになります。
このくるみだれは、お蕎麦やお豆腐にかけてもおいしいのです。


お餅って、焼き網やトースターで焼くと網にこびりつきそうで心配…という方には、少量のEX.V.オリーブオイルを熱したフライパンでこんがりと焼くのがお勧めです。
この方法なら、焼いてふくれたお餅が破裂してしまっても大丈夫。お箸やお皿にくっつかないので調理が楽です。

EX.V.オリーブオイルで焼いたお餅は、通常の焼き餅と同様にあらゆる食べ方でおいしく召し上がれますが、あえて洋風にするなら、ポトフに加えてお雑煮風にするのはいかがでしょうか。
香り高いハーブやゆずの皮、お麩などで彩りよく飾れば、お正月のおもてなしにも最適です。


もう一品、ミネストローネスープに加えるショートパスタの代わりに、小さめサイズのオリーブオイル焼き餅を入れても美味です。
仕上げに、お餅と相性抜群のチーズをふりかけるのを忘れずに。


お餅は、まもなく迎えるお正月に欠かせない伝統食。
新たな年のスタートにワクワクしながら味わうお雑煮はいいものですね。

我が家のお雑煮は、夫の出身地にあわせた白味噌仕立てです。
神戸の夫の実家では、ゆでた丸餅、明石の焼き穴子、丸い形に切った野菜がお決まりです。やわらかいお餅にとろりと甘い汁が調和してとっても美味しいのです。

東京で生まれ育った私は、焼いた角餅、鶏肉、小松菜入りの醤油味のあっさりしたお雑煮にずっと慣れ親しんでいたので、関西の甘いお雑煮は斬新な味わいでした。

お雑煮は地域によっての違いとそれぞれのご家庭のこだわりも加わり、とても興味深いものです。
お餅が主役のバリエーション豊かなお雑煮の伝統文化、これからも大切に受け継いでいきたいですね。

なにかと慌ただしく体調をくずしやすいこの時期、おいしくて消化にもよいお餅で心も体もほっこり温めて、元気に新しい年を迎えましょう。


*お知らせ*
「ヌーボー・オリーブオイル講座」開催
この秋、南欧で収穫・搾油されたばかりの数種類のヌーボーオイルを堪能しながら、オリーブオイルについて深く楽しく学びます。
日時:1/12(木) 11:00〜14:00
内容:オリーブオイルの基礎知識、ヌーボーオイル3種類を含む5数種以上のオイルティスティング、オリーブオイルランチ&デザート付き
詳細はこちら


(前の記事)「フレンチ×普段ごはん」vol.9 ヌーボー・オリーブオイルの季節

(記事一覧)季節毎のまとめ記事もご覧ください



北鎌倉精米所の商品ラインナップ*  

<< | 2 / 4 PAGES | >>